娘に顔を忘れられてしまったボクって何?
嫁さんが2人目の子を出産するために実家に帰っている。
そのためもうすぐ2歳になる上の子も一緒に帰っているのだが、出産間近ということでボクも久々に上の子の顔が見られるのを楽しみにして帰省した。
2ヶ月ぶりに嫁さんの実家に着くと、娘がばあちゃんと庭の玄関まで出迎えに来てくれていたんだけど、なぜだかニコリともしない。
怪訝な顔で「おたくどなた?」とでもいいそうな表情。
ばあちゃんにべったり張り付いて離れようともしない。
おいおい。俺の顔をわすれたのか?
そう。オイラは完全に忘却の彼方へと忘れ去られていたらしい。
完全にばあちゃんのシモベと化した娘がそこにいたのである。
嫁さんは病院に泊まっていた為に3人だけの家で、ばあちゃんにへばりついたままジ~っとこっちを見ている娘がいた。
あんまりだろ~っ!
結局その晩は一度も娘を抱き上げることも出来ず枕を濡らしたのだった。
娘とお話が出来たのは翌日の昼前だったとさ。なんなんだよ~っ。
『教訓』 親は無くとも子は育つ。特に男親は。
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